ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

小学5年生が設立したゲーム会社、650万ドルの資金獲得

» 2007年09月22日 08時54分 公開
[ITmedia]

 米PlaySpanは9月19日、650万ドルのシリーズA投資を獲得したことを明らかにした。出資者にはニューヨークを拠点とするEaston Capitalを筆頭に、シリコンバレーのMenlo Ventures、韓国のSTIC International、香港のNovel TMT Venturesが名を連ねている。

 同社はゲームパブリッシャーやデベロッパーと提携、自社開発のeコマースプラットフォームによってパブリッシャーらに収益を獲得する機会を提供するとともに、魅力的な仮想商品を販売して新規ゲームユーザーを増やし、既存ユーザーを維持するという事業を展開している。

 同社を設立したのは設立当時小学校5年生だったアージャン・メータ君。単にゲームを楽しむだけでなく、ゲームをプレイした分「ごほうび」がもらえたら、という発想からスタートしたという。

 アージャン君が2006年に自宅のガレージで始めたPlaySpanは、彼がオンラインゲームなどを販売して得た資金をもとに、2006年5月に法人化。2007年8月にゲームパブリッシャー7社と契約し、同年9月にはプラットフォームのα版をリリースしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.