米Googleは11月7日、広告サービス「AdWords」に2つのアップデートを加えたと発表した。
1つは、広告主が広告の表示先を指定できる「サイトターゲット」の「プレースメントターゲット」への変更だ。サイトターゲット広告では、広告主は広告の表示先として、Googleパートナーサイトの中から特定のURLやテーマを選ぶことができた。プレースメントターゲット広告では、Webサイトだけでなく、サイトの一部(ニュースサイトのサッカーコーナーなど)や、Webページの特定の広告表示部を選べる。これで、より正確に広告のターゲットを絞り込むことができるとGoogleは述べている。
もう1つは、プレースメントターゲット広告への「CPC(クリック単価)方式」の導入だ。サイトターゲット広告は、広告の露出回数に応じて広告料を支払うCPM(インプレッション単価)方式のみだったが、広告がクリックされた回数に応じて広告料を支払うCPC方式も選べるようになった。売り上げやユーザー登録を増やしたい広告主はCPCを、ブランド認知度を高めたい広告主はCPMといったように、ニーズに合った支払い方法が選べるという。
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