米Salesforce.comは12月5日、同社のユーザー企業同士が、情報を共有できるSNS型サービス「Salesforce to Salesforce」を発表した。
ユーザーはボタンをクリックするだけで、ほかのユーザー企業を招待し、見込み客や機会、カスタムオブジェクトなどを安全に共有することが可能となる。アップデート機能により、企業間の情報共有の履歴、報告、ワークフローのルールなどの記録を互いに同期させることができる。
Salesforce.comのアプリケーションはマルチテナント型アーキテクチャとForce.comプラットフォームを採用している。ユーザー企業すべてがこの共通のプラットフォームを使用しているため、情報共有という新サービスが実現したという。
このサービスは、約3万8100社のSalesforce.comユーザーすべてに向けて提供が開始された。「Enterprise」「Unlimited Edition」のユーザー企業は、1接続につき年間1200ドル支払うことで、他社を招待し、情報を共有することが可能になる。
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