米Sun MicrosystemsとNetBeansコミュニティは12月12日、オープンソースの統合開発環境(IDE)「NetBeans 6.0」を正式にリリースした。NetBeans 6.0はRuby on Railsを含むRuby言語に対応、JavaだけでなくC/C++、JavaScript、Ruby用に各種の機能を提供している。
NetBeans 6.0では、コードエディタ機能が拡張され、GUI構築ツール「Swing GUI Builder」(従来のコードネームは「Matisse」)でSwing Application FrameworkとBeansのバインドをサポート。Webアプリケーション、Webサービス、モバイルアプリケーションやUML(Unified Modeling Language)モデルを開発するためのビジュアルツールも改良されている。
Visual Web PackやEnterprise Packなど、これまでアドオンパックとして提供されていた機能はNetBeansに統合され、単一のインストールプログラムとして提供される。またNetBeans 6.0リリースに伴い、Sun Java Studio EnterpriseとSun Java Studio Creatorユーザー向けに、NetBeansへ移行するためのプログラムが立ち上げられた。これらの機能はNetBeansに統合されている。
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