米Googleは1月10日、検索広告サービス「AdWords」の広告主向け機能「Conversion Optimizer」を拡充した。Conversion Optimizerは2007年9月にβ公開していた機能で、コンバージョン単価(CPA)の目標値を事前設定することで、PPC(ペイパークリック)広告を買う際の入札金額を自動管理できる。
Conversion Optimizerでは、広告主が上限コンバージョン単価を設定すると、コンバージョン単価がその設定値以下になるように、AdWordsシステムが広告を表示するタイミングやクリック単価(CPC)の自動調整を行う。Googleは、この機能が広告主にとっての作業時間の短縮や、投資回収率の向上に役立つとしている。
これまでこの機能を利用できるのは過去30日間のコンバージョン数が300件以上ある広告主に限られていたが、今回の拡充でコンバージョン数が200件以上あれば利用できるようになった。
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