「殺されたくなければ金を払え」と脅す殺人予告スパムが1年ぶりに浮上した。ただし今回は、要求額を大幅に値下げしているという。
殺人予告スパムは2007年1月にセキュリティ企業のSophosが発見。プロの殺し屋が自分の命を狙っていると脅し、殺されたくなければ8万ドルを払えと要求する内容だった。
Sophosは3月6日のブログで、これと酷似した殺人予告スパムが再び浮上したと報告。「おまえの友人に殺しを依頼された。要求に従わなければ命はない」などと脅す内容は同じだという。
ただし今回の要求金額は1万5000ドル。まず8000ドルで殺人を依頼した相手との会話を録音したテープを渡し、その後7000ドル払えば命は助けてやるとつづられている。
要求金額の大バーゲンについてSophosは「前回の8万ドルではだまされる相手がいなかったためか、または暗殺者も世界経済混乱の影響を受けているのだろうか」と結んでいる。
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