米大手衛星ラジオ会社SIRIUSとXMは3月24日、米司法省が両社の合併を承認したと発表した。
両社は昨年2月に合併で合意し、11月に株主の承認を得た後、司法省と米連邦通信委員会(FCC)による承認を待っていた。司法省は、2大衛星ラジオ企業の合併は独占禁止法に触れる恐れがあるとして調査を行っていたが、このほど「合併が著しく競争を制限し、消費者に不利益をもたらすことを示す証拠はなかった」との結論を下した。その理由として、両社が重要なセグメントで競合していないこと、競争力のある代替選択肢が存在すること、合併による効率化が消費者の利益になることなどを挙げている。
両社は現在、FCCの承認を待っているところだ。
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