米Microsoftは、Windows VistaとWindows XP SP2の脆弱性件数を比較した報告書を公開した。今年1月に発表したVistaのセキュリティ報告書に続き、XPと比べたVistaの優位性を説く内容になっている。
今回は2007年に公開されたVistaとXP SP2の脆弱性情報件数を比較した。その結果、VistaはXP SP2に比べてセキュリティ情報の公開件数が30%少なく、脆弱性の件数も20%少なかった。深刻度「緊急」「重要」レベルの脆弱性に限るとVistaの方が28%少ないという。
Microsoftのセキュリティ技術部門戦略ディレクター、ジェフ・ジョーンズ氏はブログでこの内容を紹介し、「Windows XP SP2に比べてWindows Vistaの方がメリットがあることが分かった」と記している。
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