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DIGA「ダビング10」対応で不具合 HDDフォーマット促すメッセージ表示

» 2008年07月07日 12時17分 公開
[ITmedia]

 松下電器産業は、7月1日に配布した、DVDレコーダー「DIGA」を「ダビング10」に対応させるためのファームウェアを適用した際、一部機種で不具合が発生したと明らかにした。3日から配布している修正ファームウェアを適用すれば解消する。

 「DMR-BW700」「DMR-BW800」など11機種でごくまれに、ファームウェアアップデート終了後に電源を入れた際、HDDフォーマットを促すメッセージが表示され、正常に起動しないことがあった。不具合について同社に300件問い合わせがあり、実際にフォーマットしてしまったケースも4件あったという。

 不具合が発生した機種は以下の通り。

- 機種名
DMR-BW700 DMR-BW800 DMR-BW900 - -
DMR-BR500 - - - -
DMR-XW100 DMR-XW300 DMR-XW200V DMR-XW120 DMR-XW320
DMR-XP12 DMR-XP22V - - -

 ダビング10は7月4日にスタートした。デジタル放送推進協会(Dpa)は「これまで大きな不具合があったという報告はなく、松下の不具合も修正ソフトを配布したと聞いている。まだファームウェアの更新をしていない人も多いだろうから、今度1〜2週間は慎重に見守りたい」と話している。

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