松下電器産業は、7月1日に配布した、DVDレコーダー「DIGA」を「ダビング10」に対応させるためのファームウェアを適用した際、一部機種で不具合が発生したと明らかにした。3日から配布している修正ファームウェアを適用すれば解消する。
「DMR-BW700」「DMR-BW800」など11機種でごくまれに、ファームウェアアップデート終了後に電源を入れた際、HDDフォーマットを促すメッセージが表示され、正常に起動しないことがあった。不具合について同社に300件問い合わせがあり、実際にフォーマットしてしまったケースも4件あったという。
不具合が発生した機種は以下の通り。
- | 機種名 | |||
---|---|---|---|---|
DMR-BW700 | DMR-BW800 | DMR-BW900 | - | - |
DMR-BR500 | - | - | - | - |
DMR-XW100 | DMR-XW300 | DMR-XW200V | DMR-XW120 | DMR-XW320 |
DMR-XP12 | DMR-XP22V | - | - | - |
ダビング10は7月4日にスタートした。デジタル放送推進協会(Dpa)は「これまで大きな不具合があったという報告はなく、松下の不具合も修正ソフトを配布したと聞いている。まだファームウェアの更新をしていない人も多いだろうから、今度1〜2週間は慎重に見守りたい」と話している。
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