ソニーは7月10日、国内の4波テレビ放送に対応した小型シリコンチューナーモジュールを商品化し、10月上旬からサンプル出荷すると発表した。実装面積で従来比半分に小型化し、薄型テレビやBlu-ray Discレコーダーなどの小型・薄型化やコストダウンのほか、チューナーの複数搭載が容易になるとして、積極的に外販していく。
「SUT-UJ101Z」(アンテナコネクタが水平方向)と「SUT-UJ101T」(垂直方向)の2製品で、地上アナログ、地上/BS/CSデジタルの4波に対応する。
サイズは38×65×13ミリ。新開発の自社製シリコンチューナーICの搭載で空芯コイルなしの構成とした上、デジタル/アナログ放送の復調機能とゴーストリデューサーまでワンチップ化した復調ICを搭載することで大幅に小型化した。
独自の高周波回路技術により、受信感度は業界最高クラスに。消費電力も従来比約35%削減した。
サンプル価格は5万円。
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