キヤノンは、SED関連特許をめぐる米Nano-Proprietaryとの訴訟で逆転勝訴したことを9月10日までに明らかにした。米連邦控訴裁が、両社間の特許ライセンス契約を有効とする判決を出した。
Nano-Proprietaryが最高裁に上告する可能性もあるが「SEDの事業化を目指して今後も研究開発を続けていく」(キヤノン広報部)としている。
米連邦地裁の一審では「キヤノンが両者間の特許ライセンス契約に違反したため、契約が終了した」という判決で敗訴。キヤノンが昨年5月に控訴していた。
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