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マイクロソフト、ITで女性の就労を支援 ニートなど対象拡大

» 2009年03月09日 07時00分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフトは、ITを活用して女性の就労を支援する活動の新3カ年計画を4月からスタートする。従来の支援対象だった家庭内暴力(DV)被害者やシングルマザーに加え、農業従事者や若年ニートなどにも対象を広げる。

 同社は2002年から女性の就労支援活動を始め、06年からは「女性UPプログラム全国版」として全国女性会館協議会、全国女性シェルターネットと協力して活動に取り組んできた。昨年10月までに4137人がIT講座を受講し、12.9%が就労。起業講座を受講した22人が起業したという。

 12年3月までの新計画では、農業に従事する女性の起業支援や、若年ニート女性の就労支援なども新たに盛り込んだ。支援する女性センター34施設の活動を通じ、3年間で約5500人の受講と、そのうち35%が受講から半年後に就労できるよう目指していく。

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