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定額給付金の支給管理にSalesforce 甲府市が採用

» 2009年03月18日 07時00分 公開
[ITmedia]

 NTTコミュニケーションズとセールスフォース・ドットコムは3月17日、甲府市が定額給付金管理システムとして両社の「Salesforce over VPN」を採用したと発表した。

 SalesforceをNTTコムのVPN上で利用できるサービスを、定額給付金の支給管理システム向けにカスタマイズした。生年月日や連絡先などの世帯情報や、給付状況、給付額などを世帯ごとに管理でき、住民基本台帳の情報に基づき、支給額を自動的に計算する。

 同市は、ハード・ソフトの購入やシステム開発が不要で早期導入できる点や、住民情報を高いセキュリティレベルで扱えるとして採用を決めたという。定額給付金の支給を実施する期間を限定して柔軟に利用できる点も評価したという。

 両社は今後、全国の自治体向けに同サービスを売り込んでいく。

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