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キヤノンとパナソニックが一眼新製品 フルHD動画に対応

» 2009年03月26日 07時00分 公開
[ITmedia]
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 キヤノンは、フルHD(1920×1080ピクセル)の動画撮影に対応したデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X3」を4月下旬に発売する。35ミリフルサイズセンサーを搭載した「EOS 5D MarkII」で既に対応しているが、エントリー向けの「EOS Kiss Digital」シリーズでは初めて。

 APS-Cサイズで約1510万画素のCMOSセンサーと、映像エンジン「DIGIC 4」を搭載。常用感度をISO100〜3200相当まで拡大した。動画圧縮方式はMPEG-4 AVC/H.264。ライブビュー撮影では、顔認識によるピント合わせが可能な機能を搭載した。

 オープン価格で、実売予想価格はボディのみで9万円前後。

photo LUMIX DMC-GH1K

 パナソニックも、フルHD動画撮影が可能なレンズ交換式一眼カメラ「LUMIX DMC-GH1K」を4月24日に発売する。

 マイクロフォーサーズ準拠のセンサーを採用した小型一眼カメラ。デジタル一眼としては世界初というAVCHD動画に対応、1920×1080/60iのフルHD撮影が可能だ。背面に独立して設けた動画ボタンを押すことで動画を撮影できるようにした。

 標準ズームレンズが付属する。価格はオープンで、実売予想価格は15万円前後。

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