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恐竜ロボット「Pleo」の製造元が破産

» 2009年04月27日 10時44分 公開
[ITmedia]

 恐竜ロボット「Pleo」を手掛ける米UGOBEが米破産法第7条(チャプターセブン)の適用を申請し、破産した。

 チャプターセブンは会社清算のための条項で、UGOBEはこの条項の下、Pleoなどの資産をすべて売却することになる。同社のカレブ・チャンCEOは、「金融危機の影響で、クリスマスシーズン向けにPleoを注文していた顧客が代金を支払えなくなった」とIdaho Statesman紙に語っている。

 チャプターセブンに対して、最近米SGI米Spancionなどが申請した破産法第11条(チャプターイレブン)は破産保護下で会社再建を目指すもの。

 日本でPleoの販売を手掛けるビジネスデザイン研究所はUGOBE破産を受けて、同社への直接的な影響はなく、同社の正規輸入版Pleoの販売、製品保証に変更はないとしている。

 Pleoは全身に搭載した約40個のセンサーを使って、周囲の状況に応じて動く自律型恐竜ロボット。日本では5万2500円で販売されている。

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