米General Electricは4月27日、CDサイズのディスクに500Gバイトのデータを格納できる次世代光ストレージ技術を開発したと発表した。DVDなら100枚分、単層Blu-rayディスクなら20枚分に当たる。
GEのディスクは、ホログラフィックストレージ技術を利用している。DVDやBlu-rayがディスクの表面のみにデータを格納するのとは違って、ホログラフィックストレージは、情報を3Dパターンで表してディスク全体に記録する。GEのホログラフィックディスクは容量を大幅に拡大しているが、Blu-rayまたはDVDプレーヤーと似た装置で読み取り・書き込みできるようになっているという。
GEの研究チームは、反射率およそ1%で直径約1マイクロメートルのホログラフィックマークを記録することに成功した。CD程度の大きさのディスクに500Gバイトを書き込むのに十分な反射率だとしている。
GEは、今回の成功は1T(テラ)バイトを格納できるマイクロホログラフィックディスクに向けた大きなマイルストーンだと述べている。
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