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富士通、富士通ビジネスシステムを完全子会社化 中堅市場向け機能を集約

» 2009年05月22日 07時00分 公開
[ITmedia]

 富士通は5月21日、東証1部上場の富士通ビジネスシステム(FJB)を完全子会社化すると発表した。中堅市場向け取り組みの強化に向け、グループ内の同市場向けリソースをFJBに集約する。

 完全子会社化は8月1日付けで株式交換方式により行い、FJB株式1に対し富士通株式3.5を割り当てる。FJBは7月28日で上場廃止となる予定。

 国内のITシステム市場を大手と中堅に大別し、大手を富士通、中堅をFJBが担当する形に再編する。今後、富士通とFJBに分散していた中堅市場向け営業機能をFJBに統合するほか、同市場向けの商品化機能もFJBに移管する計画。第1弾として、富士通の同市場向けERP「GLOVIA smart」をFJBに移管する。

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