「ジャレコ崩壊への序曲」――ゲームメーカー・ジャレコの公式サイトでこのほど、不穏なカウントダウンが始まった。
トップページにアクセスすると、「1983 エクセリオン」「1997 ゲーム天国」など、往年のジャレコタイトルと発売年が次々に表示された後、「崩壊への序曲」という文字が現れ、6月8日午後5時に向けたカウントダウンと、今にも崩れそうな、ジャレコのロゴ入りビルの画像が表示される。
数々の名作を送り出してきた老舗ゲームメーカーながら、2000年ごろから大株主の変更が相次ぎ、経営が混乱していたジャレコ。とうとう会社崩壊か――と思いきや、報道関係者に宛てたニュースリリースによると、そうでもないらしい。いわく、
「ジャレコは創業から35年にわたり、数々のゲームソフトを発売してきました。しかし近年は、本業であるゲームソフトに関係のない話題ばかりを提供してきた感が否めません。われわれ全役職員がもう一度原点に立ち返り、ユーザー本位のゲームメーカーとしてモノづくりへの情熱を大切にしようと立ち上がろうとしています」
――だそう。“ジャレコ崩壊”も、「ゲームメーカーであるジャレコとして始動した、新たなプロジェクト」という。詳細は、8日のカウントダウン終了後から順次伝えていくとしている。
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