セイコーエプソンは6月11日、3板式プロジェクター向けにWUXGA(1920×1200ピクセル)表示に対応した高温ポリシリコン(HTPS)TFT液晶パネルを世界で初めて開発し、量産を開始したと発表した。
サイズは0.94インチで画素ピッチは10.5μメートル。「D7プロセステクノロジー」による高開口率化で5000ルーメン以上の高輝度に対応し、無機垂直配向の「C2FINE」技術により高いコントラストが得られるとしている。フルHD以上の高解像度に対応することで、高精細な映像の投影が必要な専門分野まで、幅広いニーズに対応可能だとしている。
WXGA(1280×800ピクセル)表示に対応した0.95インチパネルも開発、量産を始めた。
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