セキュリティ企業のPanda Securityは8月20日にまとめた統計で、個人情報を盗み出すマルウェアの影響を受けたユーザーの数が、前年同期比で600%の大幅増になったと発表した。
同社の研究部門PandaLabsのブログによると、2009年1月〜7月にかけて新たに見つかったマルウェアは1100万件、1日当たりに換算すると3万7000件に上り、その大部分を個人の銀行情報やクレジットカード番号、パスワードなどを盗み出すトロイの木馬が占めている。
ユーザー全体の約3%が、こうしたマルウェアの被害に遭っているとPandaLabsは推計。しかし最近のマルウェアは感染しても気付きにくいため、手遅れになるケースが多いという。
個人情報盗難の被害に遭うのを防ぐため、同社は以下の対策を奨励している。
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