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ドラクエIXで改造データとのすれ違い通信に注意 スク・エニが警告

» 2009年09月02日 22時32分 公開
[ITmedia]

 ニンテンドーDS用ソフト「ドラゴンクエストIX 〜星空の守り人〜」のすれ違い通信で、マジコンを使って改変した宝の地図が出回っているとし、スクウェア・エニックスがユーザーに注意を呼び掛けている。改変した宝の地図を開くと、プレイに悪影響が起きたり、ゲームが遊べなくなったりする恐れがあるという。

 すれ違い通信は、無線通信機能を使ってユーザー同士が「宝の地図」を交換できる機能。通信を通じ、一部ユーザーが改変した地図が広がっている。こうした地図を使うと、最悪の場合、冒険の書が破損する可能性もあることがネット上で報告されている。

 改造だと分かりやすいのは大魔王と戦える地図。8月末の時点で、正常なプレイで手に入る大魔王の地図は「バラモスの地図」「ムドーの地図」「ドルマゲスの地図」「竜王の地図」「デスピサロの地図」「ミルドラースの地図」のみ。これ以外の大魔王の地図は、「モンスターバトルロードII」との連動が始まる9月11日以降に入手できる(ドラクエIXがカードゲーム機と連動 すれ違い通信で歴代魔王をゲット)。

 従って上記以外の大魔王の名前が付いた地図は改造データの可能性があるため、地図を「どうぐ」コマンドから削除するよう呼び掛けている。

 複数人で同時にプレイできるマルチプレイで、ホストのユーザーから追加クエストをもらう際も、ホストがゲームデータを改変していた場合、本来入手できないはずのクエストが追加され、その後のプレイに重大な悪影響を及ぼす可能性があるという。マルチプレイするユーザー同士でデータを改造していないか確認し、見知らぬホストの世界には行かないよう呼び掛けている。

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