英国の作曲家や音楽出版社を代表する団体PRS for Musicと動画共有サイトYouTubeは、新たなライセンス契約を結んだと発表した。これにより、英国のユーザーが再びYouTubeでミュージックビデオを視聴できるようになる。
YouTubeは今年3月、PRSとのライセンス契約を更新できなかったためとして、英国ユーザーが音楽レーベルのミュージックビデオを視聴できないよう遮断措置を取った。このとき同社は、PRSとの交渉が難航した理由として、これまでの何倍ものライセンス料を要求されたことなどを挙げていた。
両者はその後も交渉を続け、このほど新たな契約で合意に至った。これにより、英国のユーザーは再びYouTubeでミュージックビデオを見られるようになり、YouTubeはPRSに加盟する作曲家や音楽出版社に対価を支払う。同社は金額の条件などを公表していないが、「互いに受け入れられる取引」だとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR