Twitterに投稿している人の8割は主に自分のことばかり書いているいる――米ラトガース大学がこのような調査結果を発表した。
同校が350人のTwitterユーザーを対象にした調査によると、80%のユーザーは、主に「○○なう」など、自分の日常的な行動や感情、交流について投稿していたという。同校の研究者はこのようなユーザーを「Meformer(自己情報発信者)」と呼んでおり、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアの大半はこの種のユーザーが占めるとしている。
残る20%は、「Informer(情報発信者)」と呼ばれるタイプのユーザーで、ニュースへのリンクなど、情報を含むメッセージを投稿する傾向が高い。
調査の結果、InformerはMeformerと比べてTwitterのフレンドとフォロワーが多いことが分かった。Informerはフレンドが131人、フォロワーが112人(中央値)なのに対して、Meformerはフレンドが61人、フォロワーが43人という。Informerの方がフォロワーとの交流が活発であることも示された。
だが、一見自己陶酔的に見えるMeformerの投稿も、「ほかのコミュニケーション技術では不可能だったやり方で人間関係を維持し、はぐくむ役に立つ」と研究者らは述べている。
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