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コラム
» 2009年10月29日 07時30分 公開

Windows 7への移行はSP1まで待つべきか? (2/2)

[Don Reisinger,eWEEK]
eWEEK
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5. セキュリティは大丈夫か

 Windows 7は発売からまだ数日。Microsoftはユーザーに同OSは安全だと信じてもらいたがっているが、そこまで安全かどうかは分からない。Windows 7はまだ市場で試されていない。企業はWindows 7で自社のデータが安全に守られるかどうかを知らない。「様子見」のアプローチにはメリットがある。

6. XPサポートはまだ続く

 企業がOSを乗り替える主な理由の1つがサポート終了だ。Windows XPでそれが起きるのはしばらく先のことだ。Microsoftはあと5年、XPのパッチを出してくれるという。しっかり腰を据えて、必要になったときに新しいOSに投資する時間は十分ある。

7. XPのソフトも良くなっている

 Windows 7にWindows Security Essentials、Internet Explorer(IE)8などの機能が内蔵されているからといって、XPユーザーが忘れ去られてしまったわけではない。それどころか、MicrosoftはこれらのソフトをXPユーザーでもダウンロードできるようにしている。これまでXPを苦しめてきたセキュリティホールも、Security Essentialsと、より堅固なIE8があれば抑制できるかもしれない。

8. XPはNetbookで快適に動く

 Netbookを検討する企業は増えている。だが、たとえWindows 7 Starterエディションが小型軽量のNetbook向けに設計されているといっても、XPと比べて大きく改良されたわけではない。実際、XPはNetbookで快適に動く。乗り替える理由があるだろうか?

9. サービスパックでずっと良くなる

 もう一度言うが、これまでのOSでは、Microsoftが最初のサービスパックをリリースすると、発売時よりも大きく信頼性が高まる傾向があった。確かにWindows XP SP1はセキュリティが向上していないと批判されたし、向上させるべきだった(これはSP2で修正された)が、機能が改善したことは否定できない。これまでのMicrosoftのサービスパックが成功していることは証明済みだ。Windows 7 SP1を待つのはいい考えかもしれない。

10. 待ったところで困らない

 結局のところ、急いでWindows 7に乗り替えることはない。最新のOSではあるが、ほとんどの企業にとっては、ちゃんと機能しているOSの方が未知のOSよりもいい。待ってみた方がいい。ほかの企業の考えを見てから、心を決めることだ。Vistaがリリースされたときだって、このやり方で困ったことはなかっただろう?

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