Mozillaブラウザ更新版となる「Firefox 3.5.4」「Firefox 3.0.15」がリリースされ、多数の深刻な脆弱性が修正された。
Mozillaが10月27日付で公開したセキュリティアドバイザリによると、Firefox 3.5.4では計11件の脆弱性に対処した。このうち危険度が「最高」に分類されている脆弱性は6件。ブラウザエンジン、サードパーティ製のメディアライブラリ、GIFカラーマップパーサなどに脆弱性が存在し、任意のコード実行に悪用される恐れが指摘されている。
なお、GIFカラーマップパーサの脆弱性はMozillaのインターネットスイート「SeaMonkey」にも影響する。同日公開された新バージョンの「SeaMonkey 2.0」で問題が修正された。
更新版のFirefoxはWindows、Mac、Linux版が用意され、Mozillaのサイト、または自動更新機能を通じて入手できる。セキュリティ問題のほか、安定性に関する問題や、幾つかのバグも修正されている。
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