インターネットドメイン監督団体ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)は9月30日、「.日本」などアルファベット以外を使ったトップドメイン名、「IDN ccTLD(国際化国コードトップレベルドメイン名)」の導入を承認した。11月16日から承認プロセスが開始される。
ICANNは「誰もが等しくインターネットにアクセスできるようにする」という目標の下、IDN ccTLD導入を推進してきた。今回の承認により、公用語にアルファベット(拡張ラテン文字)以外の文字を使用するすべての国および地域で、文字列全体が母国語の文字で表示されたドメイン名を取得できるようになる。国やコミュニティーの支持と安定性評価を得た申請が、ICANNの評価基準を満たせば承認するとしている。
日本では総務省の情報通信審議会が4月、IDN ccTLDに「.日本」を加えることを盛り込んだ報告書を公表している。「.日本」の管理運営事業者の選定・監督は、日本のインターネット関連団体が9月に共同で設立した「日本インターネットドメイン名協議会」が行うことになる。
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