米調査会社NPD Groupは11月5日、米Microsoftの米国におけるWindows 7販売状況に関する調査結果を発表した。10月22日に発売された新OSは、前バージョンのWindows Vistaより好調なようだ。
調査した期間は10月17〜24日の1週間で、予約販売数も含まれている。Windows 7単体での販売数は、Windows Vistaの発売週の234%になった。ただし売上高でみると、早期予約割引や高価格のUltimateエディションのプロモーション不足などにより、82%増にとどまった。
同期間中のWindows搭載PCの販売台数は、前年の同期間より49%、前週より95%増加した。だが、Vistaは発売時、前年より68%、前週より170%上昇していた。Windows 7発売週のPC販売台数は、Vista発売週より6%減となった。またPC販売台数に占める旧版(XPおよびVista)搭載マシンの割合は20%と、Vistaの場合の6%より高くなっている。
NPDの業界分析担当副社長を務めるスティーブン・ベイカー氏は「Vistaが発売されたのは1月で、Windows 7が発売された10月よりも販売に有利なタイミングだった。だが、ホリデーシーズンに向けて、PC販売は上向くだろう」と分析した。
企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR