帝国データバンクによると、大衆娯楽紙発行の内外タイムスが11月30日、自己破産を東京地裁に申請した。負債総額は約26億7700万円。
1972年、内外タイムズ(1952年設立)の事業を承継する形で設立。事件記事やスポーツ、風俗記事などを中心とした大衆娯楽新聞「内外タイムス」の発行を手掛けたが、93年に和議を申請。00年に弁済を終了したが、不安定な経営が続いていた。
09年6月には媒体名を「リアルスポーツ」に変更。だが読者のネットへのシフトや景気低迷などで新聞販売が低迷し、風営法改正で主要広告クライアントからの出稿が激減、広告収入も伸び悩み、自己破産の申し立てを決めた。
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