各国で公開され大ヒットしているSF映画「アバター」の人気に便乗し、検索結果に不正リンクを表示させる手口が横行しているという。米Websenseがブログで伝えた。
Websenseが調べた時点で、米Googleで「avatar movie」を検索すると、結果ページの4位と5位に不正リンクが表示されていたという。攻撃側は、脆弱性のあるWebサイトを改ざんし、アバター関連用語検索でそのサイトを上位に表示させるためのSEOページを挿入。ユーザーがそのリンクをクリックすると、偽ウイルス対策ソフトに感染させるページにリダイレクトする仕掛けになっていた。
こうしたSEO技術を使って検索結果を汚染する手口は、注目のニュースや話題に便乗する形で繰り返されているとWebsenseは指摘。ユーザーは検索結果に表示されるリンクのURLをチェックし、名の通ったWebサイトのURLでなかった場合は、安易にクリックしない方がいいと助言している。
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