米Microsoftは7月8日(現地時間)、2010年6月現在PCにインストールされている「Windows 7」の46%が64ビット版であると発表した。Windows 7は2009年9月に企業向けに、10月に一般向けに発売された同社の最新OS。
同社Windowsコミュニケーションマネジャーを務めるブランドン・ルブラン氏によると、「Windows Vista」は発売後3年半の時点での64ビット版が占める割合はわずか11%だったという。
64ビット版普及の理由として、ルブラン氏は、メモリ価格の低下や対応するハード・ソフトの増加を挙げている。米調査会社NPDによると、4月の時点で米国内の小売店で販売されていたPCの77%が64ビット版を搭載していたという。また、米Gartnerは、2014年までに企業で使うPCの75%が64ビット版になると予測している。
Microsoftは「Windows 7 互換性センター」サイトを設置し、64ビット版に対応するハード・ソフトのリストを掲載しているほか、ユーザーが自分のPCに64ビット版をインストールできるかどうかを診断するための「Windows 7 Upgrade Advisor」を用意している。
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