三洋電機は7月15日、半導体事業を米ON Semiconductorに売却することで最終合意した。売却は年末までに完了する予定で、売却額は約330億円。三洋の半導体部門は赤字が続いており、パナソニック傘下の事業再編で撤退を検討をしていた。
対象は三洋子会社の三洋半導体(群馬県大泉町)と、半導体関連の資産。ONは現金116億円と、214億円相当のON株式で支払う。三洋はON株式の約7〜8%を保有することになる。
ONは米Motorolaから分社した半導体メーカー。アナログやディスクリートを手がけ、福島県喜多方市に工場を持つなど、三洋の半導体事業と連携しやすいと判断した。
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