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ADKが希望退職者100人募集 連結最終赤字に

» 2010年08月06日 18時48分 公開
[ITmedia]

 国内広告3位のアサツーディ・ケイ(ADK)は8月6日、40〜58歳の社員を対象に特別転身支援措置を実施すると発表した。現在の従業員数の5%に当たる100人を募集する。2010年12月期の業績予想は修正し、連結最終損益は25億円の赤字になる見通しだ。

 「低迷が続く市場環境下で、競合激化による収益力の低下に対応することが急務」として人員削減に踏み切る。100人が応募した場合、来期に11億円の人件費削減効果を見込めるという。

 応募者に支給する特別加算金などで特別損失22億円を計上することもあり、通期では最終赤字に転落する見通し。当初は1億円の黒字を見込んでいた。

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