Twitterの脆弱性を使ったコードが急速に拡散し、意図しないツイートをしてしまうケースなどが多発している。当面の対策として、WebブラウザからTwitter公式ホーム画面にアクセスしないなどの対策をセキュリティーソフト会社やユーザー有志が呼び掛けている。
Kaspersky Labのブログによると、Twitterに存在するクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が原因。ツイートにスクリプトを埋め込んだり、外部サイトからスクリプトを呼び出すなどしてユーザーに実行させることが可能になっている。ユーザーにツイートを連鎖させるコードも出回っており、急速に広がっているもようだ。
コードによっては、ログイン状態でWebブラウザからTwitterにアクセスしてコードを表示させただけで自動的に実行されてしまうものもあるため、(1)ログアウトする、(2)WebブラウザのJavaScriptを無効にする、(3)WebブラウザでTwitter公式ホーム画面にアクセスしない(安全が確認されているTwitterクライアントソフトを使う)──といった対策が必要。Twitterが公式に脆弱性を修正したとアナウンスするまでは要警戒だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR