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Apple、Mac OS XのJavaを更新――深刻な脆弱性に対処

» 2010年10月21日 15時35分 公開
[ITmedia]

 米Appleは10月20日(現地時間)、Javaの脆弱性に対処するセキュリティアップデートをMac OS X 10.6と10.5向けにリリースした。

 同社のセキュリティ情報によると、「Java for Mac OS X 10.6 Update 3」「Java for Mac OS X 10.5 Update 8」では、Mac OS Xに組み込まれているJavaを最新版の「1.6.0_22」に更新した。従来バージョンの1.6.0_20には多数の脆弱性が存在し、最も深刻なものでは信頼できないJavaアプレットによってJavaサンドボックスの外で任意のコードを実行されてしまう恐れがあった。

 これとは別に、Mac OS Xにのみ影響するJavaの脆弱性2件にも対処した。いずれも任意のコード実行に利用される恐れがあるとしている。

 また、Mac OS X 10.5向けのアップデートではJava 1.5についても、脆弱性を解決した「1.5.0_26」に更新している。

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