米Microsoftは11月12日(現地時間)、米FacebookのSNS向けオンライン版Office「Docs」を「Facebook Groups」に対応させたと発表した。あらかじめ設定したグループでドキュメントを共有できるようになった。
Docsは、Microsoftが4月に立ち上げたFacebook内で使えるオンラインオフィススイート。Word、Excel、PowerPoint、PDFの文書をアップロード、編集、共有できる。「Microsoft Office 2010」の1機能であるオンライン版Office「Office Web Apps」と同様に、PCにOfficeをインストールしていなくても対応する文書の編集が可能だ。
これまではDocsの文書を特定の友達と共有するためには1人ずつに招待状を送る必要があったが、Facebook Groupsのグループを共有先として選択できるようになった。
Facebookが10月に追加したGroups機能がサードパーティー製アプリに対応するのはこれが初めてという。両者は新しいAPIを利用することで、Docs.comの機能をFacebook Groupsと統合した。Microsoftは、Groupsのサポートは同社のソーシャルプロダクティビティ構想に向けた大きな一歩だと公式ブログで述べている。
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