米バージニア工科大学は11月18日(現地時間)、スーパーコンピュータの省エネ性能ランキングを発表した。1位は米IBMがトーマス・J・ワトソン研究所で稼働させているプロトタイプ「Blue Gene/Q」、2位は東京工業大学の「TSUBAME 2.0」、3位はNCSA(National Center for Supercomputing Applications)のプロトタイプ機だった。
Green 500は、消費電力当たりの演算処理速度を競うランキング。パフォーマンスは、世界最速コンピュータを決める「Top500」などで公開されたデータを参照しているという。消費電力1ワット当たりの演算能力は、Blue Gene/Qが1684MFLOPS、TSUBAME 2.0が958MFLOPS、NCSAのマシンが933MFLOPSだった。
日本のシステムとしては、TSUBAME 2.0のほかに、4位に理化学研究所の次世代システム「京(けい)」のプロトタイプが、10位に国立環境研究所のシステムがランクインした。
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