大日本印刷(DNP)と城北宣広は6月2日、Android端末向けにプッシュ通知で電子チラシを配信するサービス「チラシ直送便PLUS」の実証実験を6月末から大阪府内で開始すると発表した。2012年度の実用化を目指す。
新聞折り込みチラシを電子化し、Android搭載の専用端末に毎朝プッシュ配信する。利用者は最初に自宅の郵便番号を入力するだけで身近な生活情報を容易に手に入れられるという。チラシは一覧表示や拡大表示ができるほか、気になったチラシを「お気に入りチラシ」として登録できる。
実証実験は、ケイ・オプティコムを通じて実施し、モニターに配布した専門端末に生活情報を配信する「eoスマートリンク」を活用して行う。対象となるのは大阪府北摂エリア5市(豊中市、池田市、吹田市、茨木市、箕面市)のモニター500世帯。
チラシ直送便PLUSは、「デジタルサイネージジャパン2011」(6月8〜10日、幕張メッセ)のDNPブースに出展する。
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