iPadやGalaxy Tabのようなタブレット端末よりKindleやNOOKのような電子書籍リーダーの方が米国では普及している――。米非営利調査機関Pew Research Centerは6月27日(現地時間)、このような調査結果を発表した。
2011年4月26日〜5月22日に米国在住の2277人の成人を対象に電話で行われたこの調査の結果、2010年11月には調査対象の6%だった電子書籍リーダーユーザーが、2011年5月には12%と2倍に増えたことが明らかになった。一方タブレットユーザーは、2010年11月から3ポイント増の8%だった。
なお、電子書籍リーダーの価格帯は100〜200ドル、タブレットは500ドル前後だ。
電子書籍リーダーとタブレットの両方を持っているユーザーは3%。それぞれの普及率を学歴別でみると、いずれも高学歴であるほど普及率が高く、電子書籍リーダーは大学卒の22%(5人に1人は所有、タブレットは13%が所有している。年収別では、7万5000ドル以上での普及率が前者は24%、後者は17%だった。また、性別では電子書籍リーダーは男性が12%、女性が11%とあまり差がないのに対し、タブレットでは男性が10%で女性が6%と大きな差があることが分かった。
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