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「Windows 7」の販売本数が4億本突破――バルマーCEO

» 2011年07月12日 10時03分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]
 steve 基調講演中のスティーブ・バルマーCEO

 米Microsoftのスティーブ・バルマーCEOは7月11日(現地時間)、ロサンゼルスで開催中の「Worldwide Partner Conference(WPC)」の基調講演において、Windows 7の販売本数が累計で4億本を超えたと発表した。リリースから2年足らずでの4億本達成は、これまでのOS製品で最速という。

 同氏は、将来的にすべての顧客がWindows 7に移行することが望ましいと語った。同社の旧OSである「Windows XP」のサポートはあと約1000日で終了するが、分析会社Net Applicationsによると、6月時点の世界のOSシェアではWindows XPが51.13%で首位にあり、Windows 7は27.13%の2位だった。

 Microsoftはまた、Windows 7へのアップグレードなどをサポートするクラウドベースのPC管理サービス「Windows Intune」の次期β版を公開した。サーバ不要のソフトウェアアップデート機能やリモートタスク機能、管理コンソールのリードオンリー機能などが追加された。正式版は年内公開の予定だ。

 基調講演でバルマー氏はWindowsのほか、Windows PhoneやXboxなどにも触れた。6月28日にリリースした「Office 365」については、既に5万以上の企業がサービスを試用しているとし、Fortune 500社の5社に1社が「Microsoft Online Services」を利用していると語った。

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