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Adobe、「OS X Lion」で未解決の製品の問題リストを公開

» 2011年07月22日 08時49分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Adobe Systemsは7月21日(現地時間)、米Appleが20日に発売したMacの新OS「OS X Lion」でPhotoshopなどの同社製品を稼働させる際に起きる問題の長大なリストを公開した。

 同リストでは、全製品に共通する問題と、PhotoshopやFlash Playerなど個別製品での問題(と、可能な場合の対処法)を挙げている。公開当初、「Flash Playerのハードウェアアクセラレーションが無効になる」とあったが、後から「正式版ではこの問題は解決された」とアップデートされている。両社はFlashをめぐって長く対立している。

 全体の問題としては、Javaランタイムを手動でインストールする必要がある(Appleは2010年の段階でJavaランタイムを搭載しない可能性を示唆していた)ことや、1度終了したアプリを起動した際に終了時のウィンドウを再現する機能が全く対応していないことなどを挙げている。

 個別製品では、例えばPhotoshopのドロップレット(決まったアクションをアプリ化する機能)が機能しなくなる。CS5では対策法があるが、CS4以前のものはCS5にアップデートしないと使えないという。

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