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» 2011年08月31日 20時33分 公開

mixiページは「mixiタウン」構想の第1歩 (2/2)

[小林伸也,ITmedia]
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 2003年にスタートしたmixiは急速に拡大し、ヤフーなどのポータルに匹敵する規模のサイトに成長した。多彩なジャンルや地域ごとにユーザーが集まる「コミュ」はmixiの大きな求心力の1つだったし、多数のユーザーが情報を交換し合うCGM的でオープンなポータル的なコミュニケーションはmixiの魅力だった。

 一方で急激な「ソーシャル」の波の中、mixiは「良質なソーシャルグラフ」を掲げる国産ソーシャルプラットフォームとしてFacebookやTwitterなどと対置され、そして両者の機能をmixiなりの解釈で取り込み、進化してきた。

 「ソーシャル化」は待ったなしの流れだったが、これまでmixiを愛用してきたポータル・CGM的なユーザーにとっては違和感もあったようだ。mixiが新機能を導入するたびに起きがちだったユーザーの騒動も、ソーシャル化を進める運営側の意図と、従来のmixiという場を支えてきたユーザーの思いとの齟齬が一因だっただろう。ソーシャル化は必然だとして、その一方でこうしたポータル・CGM的なユーザーのニーズにmixiがどう応えていくべきなのか、同社内部でも議論が繰り返されていたようだ。

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 新たに打ち出した「mixiタウン」構想は、mixiのポータル・CGM的な側面を「タウン」として積極的に再定義し、プライベートでクローズドなコミュニケーション空間=「ホーム」とオープンな「タウン」をソーシャルグラフを媒介につなぎ、相乗的にmixiの活性化につなげていく狙いだ。

 mixiページはその皮切りとなる新機能。今後はチェックイン連携やアクセス解析機能、認証ページ機能などを導入していく予定だ。また「タウン」では、mixiアプリのリニューアルやコミュの改善・リニューアル、mixiニュースなど情報系サービスのリニューアルを計画しており、さまざまなコンテンツやCGMなどの誘致を進めるという。

 「タウン」でのビジネス展開を支援する「mixiペイメントプログラム」(mPP)では、mixiポイントをmixiページで利用できるようにしたり、課金サービスの展開をサポート。「タウン」をハブにビジネスチャンス創出を図っていく。

 笠原健治社長は、発表会で「ユーザーが2000万を超え、ニーズが多様化し、応え切れていない面もあるかと思う」と話した。mixiページには「アプリなどでは参入しづらかったパートナーもいると思うが、多くの人に活用してもらえるプラットフォームに進化していければ」と期待を込める。「mixiを利用していただいていることをしっかりと胸に刻み、まだまだ足りないところもあるかと思うが、スタッフ一同頑張っていきたい」

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