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Oracle製品とJavaの定例アップデート、米国時間の18日に公開

» 2011年10月18日 07時23分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Oracleは、Javaの定例アップデートとデータベースなど各種製品の定例アップデートをそれぞれ米国時間の10月18日に公開すると予告した。

 Javaのアップデートとなる「Java SE Critical Patch Update」では、20件の脆弱性に対処を予定している。このうち19件をリモートで認証を経ずに悪用される恐れのある深刻な脆弱性が占める。危険度を示すCVSSベーススコアは最も高いもので最大値の10.0となる。

 一方、Java以外のOracle製品のアップデート「Critical Patch Update」では合計56件の脆弱性に対処する。対象となるのはOracle Database、Fusion Middleware、PeopleSoft Products、Sun Products Suiteなどの各製品。最も危険度が高いのはSun製品のSolarisに存在する脆弱性で、CVSSベーススコアは最大値に近い9.3となっている。

 Oracleの定例アップデートはJavaについては4カ月ごと、Java以外のOracle製品については3カ月ごとにリリースされている。

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