米Appleは2012年3月1日以降、Mac App Storeに提出される全アプリに対し、サンドボックス技術の実装を義務付ける。開発者サイトで11月2日に発表した。
同社この中で、「アプリのサンドボックス化は、システムとユーザーを守る方法として優れている」と説明。「Macユーザーの大多数はマルウェアとは無縁」としながらも、その状態を保ち続けるための技術に取り組んでいるとした。
サンドボックスは、プログラムを特定の領域内でしか動作できないようにしてマルウェアを封じ込めるセキュリティ対策技術。GoogleのWebブラウザのChromeなどに実装されている。
Macを狙ったマルウェアはまだWindowsに比べればはるかに少数だが、Flash Playerのインストーラに見せかけたものや悪質な機能をさまざまに併せ持つものなどが出現し、徐々に高度化の傾向が進んでいる。
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