最も関心のあるプラットフォームはiOSで、Androidは次点――。ソフトメーカーの米Appceleratorと米調査会社IDCは11月14日(現地時間)、モバイルアプリ開発者を対象とした調査結果を発表した。
同調査は、世界の2160人(北米37%、欧州38%、その他25%)のモバイルアプリ開発者を対象に、2011年11月2日および3日にWebで実施された。
「非常に興味がある」プラットフォームとして最も人気があったのは米AppleのiOSで、iPhoneが91%、iPadが88%だった。次が米GoogleのAndroid(スマートフォン)の83%、Android(タブレット)の68%と続く。その次はネイティブアプリではなく、HTML5によるWebアプリがランクインした。
米MicrosoftのWindows Phoneへの関心が38%と、カナダのResearch In Motion(RIM)のBlackBerryよりも高かった。昨年よりWindows Phoneへの関心が高いのはなぜかという質問に対し、48%が米MicrosoftとフィンランドのNokiaの提携の影響だと答えた。また、Nokiaが発売した初のWindows Phone「Lumia」向けのアプリ開発に「非常に興味がある」開発者は28%で、これは2010年1月の調査におけるSymbianとMeeGoへの関心の2倍以上に当たるという。
15モデルのAndroidタブレットに限定した調査では、韓国のSamsung製「GALAXY Tab」への関心が最も高かったが、2位は調査の段階では発売されていない(14日に米国でのみ発売された)米Amazon.comの「Kindle Fire」だった。
Appceleratorのページから、18ページにわたる詳細なリポート(英文、PDF)をダウンロードできる(登録が必要)。
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