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企業向けパブリッククラウドに新機能 日本IBM

» 2011年11月29日 16時20分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは11月29日、企業向けパブリッククラウドサービス「IBM Smart Business Cloud - Enterprise」の機能拡張を発表した。

 同サービスは、世界6カ所(米国2カ所、カナダ、ドイツ、日本、シンガポール)のIBMデータセンターと連携しており、世界のどこからでも同じクラウドサービスを利用できるというもの。

 今回新たに、ファイアウォール専用の仮想サーバイメージを提供する。これによって、通信パケットのフィルタリング機能や、外部からの通信を適切な内部の機器へ転送するポートフォワーディング機能など、ファイアウォールに必要な機能を備えた仮想マシンを容易に構築できる。加えて、仮想サーバを稼働させた状態で、ストレージを切り離し、ほかの仮想サーバへ接続することが可能になったほか、ストレージを従来の5倍に当たる10テラバイトに増量する。

 料金は、基本ソフトを含み1時間10円から、基本ソフトを含まず1時間7円からの2パターンを用意する。

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