KDDIは1月16日、国内初となる携帯電話向けNFCサービスを今月下旬から順次開始すると発表した。日本航空(JAL)やカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)などが対応サービスを予定している。
NFC(TypeA/B)対応端末で、(1)電子マネーやクレジットなどの決済サービスやクーポン、会員証、各種チケットとして利用できる「カード機能」、(2)NFCタグを内蔵したポスターに端末をかざすことで情報を取得できる「リーダー機能」、(3)NFC携帯同士やNFC対応機器にかざすことで情報交換を行う「Peer to Peer機能」──などを利用できる。
まず「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」(Samsung Electronics製)で対応し、機種は順次拡大する。
JALは、事前に座席指定まで済ませておけば、搭乗手続きなしにNFC端末だけで飛行機に乗れるサービスを夏ごろに開始する予定。セブン・カードサービスは電子マネー決済、CCCは動画配信の実証実験を春ごろをめどに開始するほか、「Tポイント」会員向けサービスを検討。オリエントコーポレーション、クレディセゾン、ジャックスは決済サービスを計画している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR