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MSのテーブル型PC「Surface」日本で発売 

» 2012年03月01日 18時54分 公開
[ITmedia]

 日本サムスンは、米Microsoftがコンセプトを考案したテーブル型PC「Surface」を今夏に国内で初めて発売する。テーブル状のディスプレイで複数のユーザーがタッチ操作でき、企業内の企画会議や教育、エンターテインメント分野などの用途を想定している。価格はオープン。

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 Surfaceの最初の製品「1.0」はMSが08年に発売。マウスやキーボードなど不要で複数のユーザーが指で操作するコンセプトで、金融機関やホテル、飲食店などに導入されたという。

 1.0は日本では未発売だったが、MSとSamsungが新たに「SUR 40 for Microsoft Surface 2.0」を開発・製品化し、日本市場を含めて販売する。

 1.0はDLPプロジェクターとカメラを組み合わせてタッチ操作を実現していたが、2.0では光学センサーを内蔵したシステム液晶パネルを採用することで、スリム化とタッチパネル操作性能、画質、メンテナンス性を向上させた。

 手だけではなく、ちらしやクーポン券、置物、会員カードなどのオブジェクトを認識させる機能を搭載。また専用2次元コードを使い、さまざまな反応を起こさせる使い方もできるようにした。

 MSDNからSDKを無償ダウンロードし、アプリケーションを開発することが可能だ。

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