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新ガジェット製品化を“パトロン”募って支援 「Cerevo Dash」

» 2012年03月12日 20時40分 公開
[ITmedia]
photo Cerevo Dash

 家電ベンチャーのCerevoは3月12日、ガジェットを開発・販売したい個人・企業が、必要な資金を支援者から募り、製品化にこぎ着けるまでを支援するプラットフォーム「Cerevo Dash」を公開した。

 広く資金の支援者を集める「クラウドファンディング」と、ライブ配信ができるデジカメなどで実績がある同社の製品化ノウハウを組み合わせ、さまざまなガジェット開発を支援していく。

 第1弾として、巻き尺付きのiPhoneケース「iConvex」のプロジェクトを同社が公開した。アプリと組み合わせることで、iPhoneを使って何でも計測できるようにするガジェット。1口500円から応募でき、100万円が集まれば量産に踏み切るという。1万円以上の支援者には製品が届く。設定金額分が集まらなかった場合は、支援金を支払う必要はない。

photo 巻き尺付きiPhoneケース「iConvex」

 クラウドファンディングは「Campfire」を活用。Cerevoはガジェットの量産支援を行い、業者の紹介などを無料で行うほか、有料で試作や開発も代行する。新ガジェットをCerevoブランドで販売し、売り上げをシェアするダブルブランドでの展開も可能という。

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