米Googleは5月21日(現地時間)、Gmailでの検索に、ユーザーデータに基づいてパーソナライズしたインクリメンタル検索機能を追加したと発表した。まず英語版のGmailで利用可能になり、日本語を含む他の言語については数カ月をかけてサポートするとしている。
Gmailの検索枠に検索語を入力していくと、それまでにユーザーが送受信したメールデータに基づいて検索語の候補が表示される。
Googleは、Gmailに表示する広告をターゲティングしたり、迷惑メールをフィルタリングする目的でメールの内容をスキャンしている。今回のインクリメンタル検索機能は、この自動化されたスキャンデータを利用するものと思われる。
Googleは17日にもGmailの検索機能を強化している。その強化では、Gmailの受信トレイページでユーザーを検索すると、そのユーザーと送受信したメールに加え、連絡先に登録してあるユーザーのプロフィール画像や連絡先情報(メールアドレスや電話番号など)が表示されるようになった。
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