米Appleの一連のモバイル製品の分解マニュアルを掲載している米WebサイトiFixitが6月13日(現地時間)、AppleがWWDCで発表した「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」をさっそく解体した。多数の写真入り分解マニュアルはこちら。
Apple製品の修理が本業のiFixitは、独自のツールを駆使して製品を壊さずに解体してきたが、新MacBook Proは“最も修理しにくい”製品だと評価した。
まず、RAMがロジックボードにハンダ付けされている。SSD(韓国Samsung Electronics製)は独自のネジでの装着だ。
極め付きはバッテリーで、ネジではなく接着剤で貼り付けられており、簡単には取り外せない(iFixitは断念した)。バッテリーの裏にトラックパッドのケーブルが隠れているので、トラックパッドに問題が生じても修理は難しいとiFixitは言う。
また、ディスプレイにはiSightのカメラやWi-FiとBluetoothアンテナが組み込まれており、いずれかに問題があった場合はディスプレイ部分をすべて交換する必要があるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR